久々に明晰夢を見た。小学校低学年くらいの甥を抱きしめた時の服越しの生温かさを感じながら、これは夢なのだと分かっていた。実際私には姪しかいないからだ。その男の子は綺麗な顔をしていて、そして周囲の環境によって決定的に損なわれる一歩手前にいた。…

シャリシャリと音を立てて淡い味の西瓜を食べるカブトムシ、みたいな。シャリシャリと音を立てて私の知覚を齧っていく何か、みたいな。何かが私の現実を啜る音、みたいな。平板になってく世界、みたいな。歪む空間、みたいな。ずれ、みたいな。眩暈、みたい…

ソーレソレソレソーレソ!ぼうりょく☆ミックス~ドキドキ!これがつみとばつですか!?~

人生BGMの重要性みたいなのは確実にあって、どん底マイナス1000000くらいの時にバカみたいにアッパーな曲を聴くと自分のどん底と関係なく世界が周回体勢に入っており自分のどん底や暗黒などあろうがなかろうが外界は向こう側にあると否が応でも認識させられ…

こんなクソみたいなグチャグチャの人生でも、怖い事嫌な事絶望な事ばっかりじゃなくて嬉しい事だってちゃんと用意されてて、嬉しい事を迎えに行くんだって思って生きてる限りきっと大丈夫だって分かっている。知ってる。 嬉しかったのは、カウンセリングが一…

禄に眠れていないから、表層は眠くて柔いのに芯の部分が硬く覚醒している。何故か明け方パッチリと目覚めてしまった。夢見は悪くなかったと思う。海の底で烏賊が暴れているのかもしれない。海底に張り巡らされたケーブルを齧っているのかもしれない。見えな…

世界が枯れたから、触ると途端にばらける沢山の世界を束ねて逆さ吊りにした。ガサガサのバサバサの茶色の灰色の橙色の黒色の赤色の白色の青色の世界の束は、窓際の風に乗って透明な体液をまき散らしては騒ぐ。その悲痛な叫びの余りの姦しさに耐えきれず、無…

大人にならなくてよい所ばかり大人になって、子供のまま足踏みしてはいられない部分ばかりその場で足踏みをして一向に子供のままだ。アンバランスさが平衡感覚を失わせて、また宙に浮く。泣ければきっと楽だ。未練を残す諦めではなく地団太を踏んで駄々をこ…

世界は狭くて、だから空気は薄くて息苦しかった。狭い世界に人が詰め込まれて、空気を求め喘ぐ沢山の人間に踏みつけられ、私は空気を上手に吸えなかった。みんな同じで、みんなうまく空気が吸えなくて、人いきれから逃れようと、空気を求める事しか考えられ…

ふぁーふぁーちゃんが唯一の癒しで安全地帯であるため、先程ふぁーふぁーちゃんを摂取した。何言ってるか分かんない。大丈夫私も分からない。大体そんな感じ。どうも私です。日本語が難しい昨今、普通に喋っているそこら辺の人間を真面目に尊敬しているので…

「○○さんが繊細な心の持ち主だっていうのは前から分かっていたけれど、」 繊細である/繊細ではないという二項対立を想定した時、自分が圧倒的に前者に属する人間だという自覚はあったのだが、それを隠して生きないと生きていけないと何故か強く信じていて、…

サングラスを半年に一回のペースで壊す。破壊方法は毎回怖い程に同じである。机の前で本読んでいる時になんとなく寝っ転がると、私の寝っ転がる真下にサングラスが罠のように配置されている。これはサングラス業界の陰謀を感じますね。パキン、と音がして起…

音楽の再生が終わり気付くと沈黙に包まれているのが堪らなく哀しく切ないので「困った時のヴェクサシオン」という遠縁の美少女の遺言に従いBGMにしているのですが、違う意味で堪らなく哀しく切なくなってきたので、この人生の真っ只中で底知れぬ闇という名の…

前夜

偶にはブログらしいブログを書こうと思うので書きます。珍しいなあ。 今日(というか昨日だが)は、9時くらいに起床した。起きて緑茶をグビグビ飲んでから、めんどくさいという気持ちに負けずに化粧をした。最近化粧が面倒くさすぎてマスクで誤魔化している…

順序

食、というものに実はそこまで興味がないのかもしれない。勿論美味しいものは人並みに好きなんだけれど、根底では自分的に美味しくて腹がくちくなれば食事はなんでもいいと思っている節がある。美味しいものは高いし。お金ないし。だから美味しいお店も全然…

友宜

友人は普通にいる。特別多いわけではないが、特別少ないわけでもない。みんないい人で大好きである。友人たちが私の事を大好きかは正直知らん。でも大好きかどうかは知らないけど、普通に好きでいてくれてるんじゃないかなと思っている。希望的観測?そうじ…

病院に行ったよっていう話

今日はイエロースムージーを飲んだ。 昨日胃カメラを飲んだ。一年のうちに二回も胃カメラを飲むとはどういうこっちゃという感じだが、結果として胃潰瘍だったわけで、変なの。日曜の夜に血を吐いて、月曜病院に行って、昨日遂に胃カメラである。六月上旬から…

絶対全部諦めない

今日は空が青い。 絶対この手の中に握りしめていないといけないものを適当にぶらぶらさせて、そのままなくしちゃうかも知れないというのに、よく笑っていられるものだ。椅子の並んだ広い広い部屋に響く人間達の笑い声は、状況に似合わずとても牧歌的で、あの…

普通さとキラキラと決然と生きるという事について

今日も暑い。 決然と生きましょう、と東京で会ったマブダチの人は言った。結局三日連続で行った古びた喫茶店で、或いはどこかの居酒屋で、或いは炎天下の中道を歩いていた時に。決然、決然、そうですね、それは重要ですね、と言いつつ、決然と生きるというそ…

仄暗いなっていう話

今日はのり弁当を食べた。 死が怖くないというのと生きたくないと思うのは全くの別問題で、私は物心ついた時から死という概念を栄光であるという人々を周囲に持って生きてきて(キリスト教だと死んだら天国に行けますからね)、だから死自体はそこまで怖くな…

信用しきれないよねっていう話

今日は頑張って外に出た。 今までアンドロイドだったのだが、色々あってiPhoneに変えた。私はどうもiPhoneを信用できない人間で、だからこそアンドロイドを使い続けていたのだけれど、iPhoneってなんかiPhone同士裏で結託して人間への反逆を企ててそうで怖い…

太陽と憎み合ってるっていう話

今日は大雨だった。 大雨は嫌いではない。大きな雨粒が屋根に当たる音が好きだからである。だから台風とか大雨とかは好きなのだが、だからといって梅雨は好きではない。来る日も来る日も雨が降り続けるのはまだ良いとしても、あのジトジトネトネトとべたつく…

DNAレベルだよねっていう話

今日は腕を組んで前を歩いているカップルに手に持っていたコーラをぶっかけたくなった。 リア充への憎しみが消えない人間である。これはもはやDNAに刻み込まれている宿命じみた憎しみで、自分がいわゆる「リア充」と呼ばれるであろう状態になったとしても、…

寂しいよねっていう話

今日は寝不足で頭がずっとぼんやりしていた。 あ、これブログに書こうかな、と思う事がある。大体道を一人で(一緒に歩いてくれる人もこの土地にはいない)ボヘッと考え事をしながら歩いている時である。ボヘッと考え事をしながら歩くものだからよくこける。…

寝すぎだよねっていう話

今日は合計17時間寝た。 ここ約1週間ほど、毎日5時間位しか眠れなかった。マジかよ困るぜもうちょっと寝たいぜと思っていたのだが、17時間て。極端すぎるだろ、人体。みたいな気持ちで、眠り過ぎてバラバラに解けそうになっているシナプスを何とかつな…

健全だなあっていう話

今日は早起きだった。 昨日もあまり眠れていないので今日はいっぱい寝るぞ!くゆくゆと眠るぞ!と思って0時半に寝たのだが、起きたのが5時過ぎだったので結局あまり眠れていない。どうなってんだ。学部時代は毎日10~12時間くらい寝てたってのに最近は…

かっこいいよねっていう話

今日は今までの戦いに一旦区切り(仮)が付いた日だった。 まあそれはさておき、私はアクアフレッシュを偏愛している。 アクアフレッシュ。 あの赤と青と白のストライプの歯磨き粉。アクアフレッシュとの出会いは私が幼稚園児の時だ。親の仕事の都合で少しだ…

苦手だっていう話

今日はブログを書こうと思った。 二日連続でブログを書くとは中々殊勝だ、私。こんな事では誰も褒めてくれないので自画自賛をしておく。ご褒美に今さっき発見したアイスクリームでも食べようと思う。周囲の人間が誰も私を褒めてくれないので、いつの間にか下…

知るかよっていう話

今日はブログを始めた。 何で始めたのかなーなどと思う訳だが、知らねーよという解答が脳みそのシナプスから跳ね返ってくるので、分からないというのが現時点での正直なところである。一般的な表現で言えば気分だよねっていうかノリだよねオライオライ人生ヒ…