太陽と憎み合ってるっていう話

 

今日は大雨だった。

 

大雨は嫌いではない。大きな雨粒が屋根に当たる音が好きだからである。だから台風とか大雨とかは好きなのだが、だからといって梅雨は好きではない。来る日も来る日も雨が降り続けるのはまだ良いとしても、あのジトジトネトネトとべたつく湿度はどうにかならんのか。暑さに滅法弱い私にとって、湿度と太陽は天敵なのである。ああまた梅雨が来て夏が来る。夏が来たら研究室の合宿がある。ああ嫌だ嫌だ。嫌だ。はやく冬になればいいのに。本日のBGMは倉橋ヨ〇コのマネキンだった。ポジティブ度は一歩下がった。

 

そういえば、紫外線アレルギーと診断された(多分)鎖骨の発疹がようやく完治した。紫外線アレルギーの存在を知らなかった私はお医者さんの「前日に太陽光に一時間当たったの、んー太陽光ですね云々」という説明を聞いても「意味が…分からんぞ…」としか思わなかったのだが、そういうのがあるらしい。だってお医者さんってば具体的病名も言わずにふわふわした説明をなさったから、イマイチ分かんなかったんだよ!で、帰って色々あってネットで調べてみたら、画像検索で出た多型日光疹とかいうのが見た目まんまだったので多分それなんだろう。サイトを巡っていたら、日常太陽光にあまり当たらない人がなりやすいと書かれていて、笑った。そりゃ一日中部屋にこもっている事が殆どなのだ。そりゃそうだ。しかも原因不明とか書かれてて何それ怖い状態である。見たサイトには日光に肌を慣らすことがよいと書かれていたのだが、日光に暫くあたったら皮膚が赤くなって火照ったり、最悪熱が出たりするので正直あまり当たりたくない。

で、お医者さんに発疹の完治には一、二週間かかりますと言われ、本当に完治まで約二週間かかったので、あのお医者さんの言った事は正しかったのだなあ流石だなあと感心している。最初の頃は貰ったステロイド外用薬塗ってたら三日くらいで治るだろと思っていたのだが、全然治らなかった。特に最初の一週間くらいジカジカと痒くてどうしようもなかった。貰った抗ヒスタミン剤も真面目に飲んでたんだが、ほんとに二週間かかるのだなあ、これからが面倒だなあと思う。だって、一時間弱直射日光にあたったらアレルギーが出てしかも発疹がかなり痒いって生きる上でかなり面倒くさくないか。これっきりにして欲しい奴である。日光に長く当たったらまた出るんだろうか。やだねえ。

 

生来肌が弱いという事もあるのだが、何より暑さに極端に弱いという事もあって、太陽光が大嫌いで大嫌いでもう憎んでいたのだが、遂に太陽光にも嫌われたようだ。ウケる。憎しみの連鎖かなんか?まあ、お前が憎い憎いと言いながら恩恵だけはしれっと受けてる奴とかそりゃあムカつくわな。なのでなんか太陽が自らの太陽光パワーでもって、こう、紫外線を私にだけ強く照射したとか、なんかそういう陰謀論めいた話が裏にあるに違えねえのだ。太陽光とは一生敵対して憎みあいながら生きていく事になるようなのだが、これからも太陽は必要最低限地球を照らしてくれ。植物の育成とか何かそういうのもある。な?分かるだろ?