婚活難しくね?っていう話

 

今日は頑張ってお風呂に入った。

 

メンタルは回復しつつある。まあそもそも生きる欲求だけは人一倍強い個体だから自分についてそんなに心配してなかったんだけど、しかし酷いブログを書いたものだ。恐る恐る読み返したのだが一通りドン引きした後、あまりのひどさに笑った。色々、文章も内容もそこから透けて見える精神状況も、全部がひどくって、もう笑うしかないってあんなの。あれは記念碑的な感じで残しとこうと思う。多分あんなに酷い状況は十五年に一回とかそのレベルだろうし。めったにないわ。経験的推論よ。

 

結婚はしたいので、婚活について調べた。金がかかるなあというのが第一印象で、つまり結婚相談所とかそういうのに登録するとなると登録料とか月額料金とか結婚決まった時のお礼だとかそういうのを払わなくてはならないので、大量にお金が飛んでくらしい。こりゃバイトしてお金貯めないとだめだわねと思った。で、その後婚活アプリというアプリの存在を研究室の後輩に教えてもらって、へえと思ってインストールしてみた。研究室のWi-Fi使った。ごめんなさい。不正使用じゃないから謝る必要もないけど、なんとなく。

さくっとインストールして、アプリをタップする。最初に身長だとか体型(痩せてるか標準かとかグラマーかとかぽっちゃりかとかそういう判断難しいの)だとか年齢だとか職業(一応大学院生というのはあった)だとか住んでる場所だとかを入力したのだけど、この時点でもうかなり萎えてた。めんどい。だっるい。そもそも個人情報を入力するというのが嫌だ等と管を巻きながら何とか入力し終わり、はあどーにかなったかなと思ったら自己紹介欄を入力しましょうと来たので死んだ。精神が。自己紹介が苦手なのである。大学での自己紹介なら大好きな自分の専攻について話せばどうにかなるんだけど、そういう訳にもいかない。婚活なんだから。曲がりなりにも、戦いなんだから。しかし趣味とか読書やお絵かきやアニメ鑑賞位しかなくて、全然キラキラしてない。これやべえなと流石の私でも思ったレベルなので多分ヤバい。他の女性の自己紹介を参考として見ることが出来たので色々見たのだが、皆さんヨガやピラティス岩盤浴等のキラッキラしてる趣味を書いてて、その時点でもう敗北してる気しかしない。そういう女の人のキラキラの前には跪くしかない根暗オタク女なのである。こんばんは、元気ですか?私はそんなに元気じゃない。で、しばしの間沈思黙考、私などもピラティスという謎の体操(?)を始めなくてはならぬのか?と一瞬考えたが、別にピラティスやったからって結婚できるわけでもないし、そもそも見栄はるために始めたのなんか趣味じゃないし、そういう趣味は続かないだろうし、すぐやめたらお金の無駄使いだし、私の趣味は読書とお絵かきとアニメ鑑賞なんだから仕方ないし、見栄はって誰かと付き合えたとしてもそれすぐ別れるだろ、というような突っ込みを脳内小人がしてくれたので上記の提案は即却下された。脳内小人よありがとう。理性に乾杯。

 

婚活市場という残酷な言葉を脳内に思い浮かべる時、付随して現れるのは「で、君の市場価値は?」という残酷な問いだ。

 

で、君の市場価値は?

 

問われると、困る。友達→恋人→結婚のような流れとは異なり、婚活市場は最初から結婚相手を探すのが目的で、なんかこの人といたらホッとするナ、アッ好きなのかも♡キャー♡みたいな感じでふわっと始まるものではないのだろう。婚活市場に一歩踏み込んだ途端、最初から吟味する側であり同時に吟味される側となるのだから。その吟味において何が重要視されるのだろうか。実際婚活アプリで見ることが出来るのは、容姿についてのぼんやりとした情報、顔写真、自己アピール(趣味とか家事のスキルとか)、収入、職業等だ。はっきり言って、ぱっと見た瞬間一発KO出来る強いカードを持っている強い人間が異様に強くなる。いや勿論ふわっと始まる恋愛だってそういうぱっと見一発KOカードが強い面は絶対にあるけれど、ここまでその面を強調されるとどうしても考えてしまう。私の市場価値。そんなものあるのだろうか。……。私の市場価値についてしばらく研究室のソファーに座って考えてみたのだが、ないんでねえか!?という恐ろしい結論に至る。お!?ないんでねえか!?不美人で無収入で大学院生(専攻:哲学)で変人なオタクは美人で収入があって社会人でまともなキラキラガールに勝てねえんでねえか!?お!?お!?!?あれ???これって当たり前でねえか!?!?うるせえだまれ!!!リアル過ぎて泣けるわ。

私は卑屈である。かつコンプレックスの塊である。不美人で胴長短足で二の腕と脚太いっていう時点で生きてる意味など探しても無駄だわ俺だってはしかんちゃんみたいな顔に生まれたかったわばかやろー!!!!ってなるのにそれに加えて頭の回転よくないし記憶力ないし日常を過ごすので精一杯だしもう哀しくなってきたからやめますけどそんなコンプレックスで脳みその半分以上占められている。で、婚活って卑屈でコンプレックスの塊である人間には完全に向いてないのだ。あれは多分ある程度自分の持ってるカードに自信がないと出来ない。自分を堂々と売り出す事ができないと無理なのだ。もう他の女性のプロフィールに勝手に打ちのめされて負けてる時点で完全に向いてなかったのだ。

決然と生きる覚悟はできても、だからって自分に自信があるかは別問題なんだよなあというのが感想である。結局「一般にウケるであろう」プロフィールが自分では書けなくて、自己紹介用のテンプレートが用意されていたのでそれをちょっと改変してプロフィール書いていた。その途中で、私はこういうのに完全に向いてないし何かこういうのあほらしいなあと白けてきた。テンプレート改変してノリよく絵文字や顔文字なんて使っちゃって語尾に☆だの♡だの付けちゃってキラキラに書いたところでそれは私が私なりに私を表現した文章ではない。これは本当に薄っぺらくて下らない文章だなと思った。虚しい。でもここまで来たし結婚したいし一応全部書くか…と思って最後の気力を振り絞り、「最近見たアニメはけものフレンズハイスクールD×Dです☆」って書いて完了ボタン押したら「×は使えません」と表記されてブチ切れて秒速退会して秒速アンインスコした。マジでない。マジでないわ。これマジだから。リアルだから。×使えないってほんと喧嘩うってるとしか思えなかったんだけど。iPhone二度見したわ。流石に。流石の私も二度見したわ。レアだわ。

 

バイバイ婚活アプリ。合計30分くらいの付き合いだったがよく眠れクソ野郎。